こんにちは!
アラサー看護師 ゆり です♪
私は、現在 急性期総合病院で病棟勤務をしているアラサーナースです!
実は私、社会人から看護学校に通い、憧れの看護師になりました。
病院で医療事務をしていましたが、あるキッカケがあり看護師になろうと決意。
看護師なりたい!頑張るぞ!!メラメラ
社会人から憧れていた看護師になったにも関わらず、
辛い…辞めたい…
なんでそこまでして看護師になったのに、「辞めたい。」と思ったのか??
看護師の方は、辞めたいと思ったこと、一度はありますよね…?
中には辞めたいなんて思った事ない!という方もいるかな?
看護師って患者さんの命を預かる大事な仕事。
それ故、責任や不安はつきものだと思います。
かと言って、私たちも患者さんと同じ人間です。
感情もあるし、辛さや責任感に押しつぶされそうになったり、当然疲れちゃうこともありますよね。
仕事だからといって、頑張り過ぎてしまうと心身ともに壊れてしまうことも…。
それを感じやすいのが、看護師一年目になる方々だと思います。
現に、私も一年目の時に思い、悩んでいました。笑
そんな私が、辞めたい。を乗り越えた方法をお伝えします。
看護師辞めたいと思った5つの理由
生活習慣が崩れる
社会人の時に看護師に憧れて、入試に勉強、国家試験と頑張って、やっとの想いでなれた看護師。
だけど、実際に入職してみると1年目は本当に辛い事ばっかりでした。
ストレートで看護学校に通っていた子達とは、年齢が違うけどすぐに友人はできましたし、同期にも恵まれ、友人や同期が心の支えでした。
入職してから病棟配属まで、研修が多く、実際に病棟で患者さんを受け持ったのは4月下旬頃でした。
学生は卒業したのに、勉強しなくちゃいけない事だらけ。
先輩にレポートを提出しなければならないし、看護技術の振り返りや研修の事前学習、受け持ち患者さんの疾患や治療、よく使用される薬剤なども勉強しておかなくてはいけませんでした。
もう、毎日時間が足らない状態。
家に帰るとご飯を作る気力もなく、帰りにお惣菜を買って帰ることが多く。栄養バランスなんて言ってる場合じゃありませんでした。
とりあえず、「お腹が減ったから何か食べるもの買って帰ろう。」という感じです。
今思うと、インスタントも多かったし、野菜も取れてないしで食生活は酷かったと思います。
夜勤ではカップラーメンと大きいサイズの甘いゼリー。間食に大袋のお菓子。と、ジャンキーなものでした。
せっかく看護師になれたけど、看護師!というより、1年目は看護師になるための修行をしているような感覚でしたね。笑
責任の重さ
先ほど、「看護師1年目は看護師になるための修行をしているような感覚だった」と、お話ししましたが、なぜそう思ったかと言うと、
看護師として、一人で患者さんを責任持って看ることに自信がなかったというのが、理由だと思います。
1年目は、プリセプターがつき、勤務が同じ日は一緒についてくれます。プリセプターの先輩は、良い方でしたが、勉強熱心な方だっため日々の課題や勉強が大変でした。
レポートも提出すれば、ぎっしりコメントだらけで返却され、それについて再度勉強し直します。
これが今の私のタメになっていますが、一年目の頃はコメントだらけのレポートを見ると辛かったです。
先輩から言われたわけではありませんが、返却されたレポートを見ると、あなたはこんなにデキていない、足らないところがこんなにある。まだまだ勉強が足らない。と言われているような気がしていました。
今思うと、先輩も忙しいのに、よくレポートにコメントたくさん書いてくれたなと思います。
実際、看護師として一人前って、何年目からいうのでしょう?
おそらく明確な定義はないはず。
きっと、私は一年目で一人前にはなれないのに、どうにか一人前の看護師にならなきゃという気持ちだけ先走って、自分をさらに追い込んでいたんだと思います。
1年経ったら先輩と同じようにデキる看護師になれるのかという、漠然とした不安を抱きながら、毎日必死に出勤していました。
一年目は全体的に一年を通して辛かったですが、後半がさらに辛さが増しました。
その理由は、2年目になる前の仕上げをされる期間に入ったからです。
2年目になると、プリセプターは離れて一人自立します。いつでも相談はできる環境ではありますが、常に
受け持ち患者を一緒に見てくれていたプリセプターが離れることに当時は不安しかありませんでした。
そのため、後半は受け持ちは更に厳しくなり、重症度が高い患者さんや急変リスクの高い患者さんばかり担当でした。
毎日受け持ちは重く、多重課題に追われる日々。夜勤は重症度が高い部屋持ちは当然のこと。
重症度が高い患者が多いと、責任を強く感じ、私がここで見落としたら死につながるかもしれないという不安が、常にありました。
この頃から、医療事務をしていた頃には感じたことがない、緊張感と責任で夜は眠りにくくなり、中途覚醒が多く十分に休めなくなりました。
ライフステージの変化
看護師2年目になって、一年目と比べて動けるようになりました。
先輩の目も離れることに不安しかありませんでしたが、いつでも相談できる状態であり、少し気が楽になった感覚を覚えています。新一年目の子たちに先輩の目がいき、開放感も感じました。笑
まだまだ覚えることや初めてのことはありましたが、一年目を頑張れた自分に少し自信がついていました。
また看護師2年目になる前に、結婚というライフステージの変化がありました。
交際していた彼と、結婚することとなり、2年目になる前に顔合わせ・結婚・引越しと続きました。
仕事に疲れていましたが、支えてくれる存在がさらにそばにいてくれる安心感を得られて、その忙しさには不思議と辛さはありませんでした。
看護師2年目となり、結婚後一緒に暮らし始めました。
支えてくれる人がそばにいてくれる安心感はありましたが、家事をやらなければなりません。
2年目になって少しは気持ちが楽になっていましたが、夜眠りにくく中途覚醒が多いことや身体の怠さ、疲れてご飯はお惣菜が多かった私が、疲れて家に帰ってご飯が作れるだろうかという不安がありました。
幸い、夫は私の仕事に理解があり、共に夜勤がある仕事であったため、家事は家にいる方またはできる方がやることになりました。
疲れが取れず、休みの日はダラダラ家で家事をしながら過ごして終わってしまうことが多く、夫に申し訳ない気持ちでした。
休みの日はご飯は作れますが、仕事後は買うことが多かったです。できる方が家事をやるとはいえ、せっかく妻になれたのに、食事もあまり作ってあげられていないという気持ちが強く、このままでいいのかなと思いながら生活していました。
夜勤の辛さ
看護師1年目は辛く長く感じていましたが、2年目はあっという間に過ぎました。
しかし、身体の疲れや怠さ、眠りにくさは変わりませんでした。
一年目だけの不調かと思っていましたが、そうではありませんでした。
整えた生活を送ったら身体もいい方向に変わるのではないかと考えた時、不規則な勤務である夜勤を辞めたいと思いました。
夜勤は月に4〜5回していましたが、慣れないところや職場で仮眠を取るのが苦手な私は、夜勤は好き好んでやりたいものではありませんでした。
夜勤は変わらず続けていましたが、身体の不調をこのまま見過ごしていいのか悶々とし、だんだん夜勤を続けることが辛くなっていきました。
身体の不調
一年目から続いていた不眠や疲れ、そのままにして夜勤も続けてきましたが、ついに見過ごせなくなる事件が起きました。
ある日、仕事中に大量の不正出血があり婦人科を受診しました。
そこのホルモン異常を診断され、妊娠しにくい状態であると伝えられました。
身体の不調をそこまで重いものと考えていなかった私。
実際に診断されるとショックが大きく、かなり落ち込みました。
幸い、少量の内服治療で健常人と同じに保てる程度でしたが、妊娠しにくさは変わらずでした。
この時、自分の身体が第一と強く思い、仕事を一旦辞めようと思いました。
看護師を辞める!を乗り越えた方法
働き方を変えてみた
「看護師を辞めよう」と思った私ですが、
同じ職場で、日勤常勤に勤務形態を変更しました。
夜勤ありの常勤から、同じ職場で日勤常勤に働き方を変えるまで、何度も悩みました。
体調が万全じゃないのに、人を看れない。と思ったんです。
すぐに上司に話があることを伝え、退職を申し出ました。
そこで上司より、ここで退職の前に夜勤を辞めて、一度、日勤常勤へ働き方を変えてみないか?と提案されました。
病棟は夜勤をやらなければならないと思っていたため、その提案に少し戸惑いました。
不調となったのは、夜勤の不規則な勤務体制だと思っていたからです。
新たな職場で日勤常勤として働くか、同じ職場で雇用形態を変更して働くか、非常に悩みましたが、
職場環境を変えずに、同じ職場で雇用形態を変えて働いてみると決めました。
周囲の信頼できる人に相談した
悩みに悩んだ結果、私は職場で雇用形態を日勤常勤に変更して働くことに決めました。
この結果に至るまで、周囲の人に何度も相談してきました。
パートナーや先輩、上司、友人など、信頼できる人に何度も話しを聞いてもらいました。
何度も話す事で自分の中で優先順位が整理されて、自分が一番大事にしたいことがハッキリしてきました。
また、客観的な意見を聞くことで参考になりますし、自分の心の中で悩んでいるより、言語化してみる事も一つの手だと思いました。
転職サイトを見た
看護師を辞めたいと思っていた時、他に看護師としてどんな働き方があるのか知るために
、転職サイトに登録してみました。
夜勤がある病棟看護師としての働き方が辛いと思っていたので、日勤のみで働ける職場はどんなものがあるのか情報収集をしてみました。
探してみると様々な働きかたがあることを知り、気持ちが軽くなったのを覚えています。
夜勤ありの病棟にとらわれなくていいんだと思いましたね。
働き方を変えた結果
体調が良くなる
夜勤がない生活になり、夜の眠りの質が上がりました。
中途覚醒に悩まれされていましたが、それも少なくなり、熟眠感が得られるようになりました。
ちなみに私は睡眠薬は一切使用していません。
また、しっかり眠れるようになったからか、疲れも取れるようになり休日は夫と出かけることが増えました。
日勤終わりで残業がほぼない時は、家でお惣菜に頼らず夕ご飯を作ることもできるようになりました。
もちろん、疲れた時はお惣菜に頼りますが。笑
夜勤を辞めてみて分かったのですが、私は夜勤が向いていないということに気づきました。
働き方はさまざま
働き方はさまざまで、同じ職場でも相談すれば今とは異なる働き方ができるかもしれません。
看護師を辞めたいと思った時、なぜ辞めたいのか理由を考えてみてください。
面倒くさいかもしれませんが、これからの未来の自分を左右する大事な質問です。
もしかしたら、他の働き方、違う職場では楽しく、辛くなく看護師を続けられるかもしれません。
私の職場ではできましたが、全てが同じように対応してくれるわけではないかもしれません。
まずは辞めたい理由を考えて、自分にとって何が最善か考えてみましょう。
看護師って、働く場所たくさんあります。
他の病院やクリニック、企業や保育園、他に目がいきがちですが異動や雇用変更も一つの手です。
どこを選ぶかは自分次第。
せっかくの機会、しっかり向き合ってみましょう!
\日勤看護師 気になる人はこの記事をチェック!/
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