こんにちは!
アラサー看護師ちゃん です。
毎日頑張る看護師の皆さん、お疲れ様です!!!
今回は人間関係の悩みが楽になる方法についてお話しします!
人間関係で悩む看護師さん、多いと思います。
先輩とどう接したらいいの〜
どこへ行っても人間関係の悩みはなくなりませんよね
閉鎖的な空間で働くことが多い看護師。私たちも人間ですから、好きな人や苦手な人がいることでしょう。
良好なコミュニケーションが図れていないと、仕事に集中できなかったり、コミュニケーションエラーによるインシデントが起きる原因にもなります。
仕事ですから、どうしても苦手な人ともコミュニケーションを取らなければいけない。
命を預かる現場では、緊張感や重い責任感から、どうしてもピリピリとした雰囲気になりがちです。
厚生労働省が公表している「看護職員就業状況等実態調査」の退職理由ランキングTOP5は下記のようです。
\看護職員として退職経験のある者の退職理由/
- 第1位 出産・育児のため
- 第2位 結婚のため
- 第3位 他施設への興味
- 第4位 人間関係がよくないから
- 第5位 超過勤務が多いため
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10801000-Iseikyoku-Soumuka/0000072895.pdf
厚生労働省 看護職員就業状況等実態調査
人間関係は、退職の理由TOP5に入っていることから悩んでいる人が多いということがわかります。
ここではアラサー看護師や中堅看護師の目線で考えていきます。
\この記事はこんな方に向けて書いています/
- 中堅看護師である
- 先輩や後輩との関係に悩む
- 苦手な人がいる
- アラサー中堅看護師
- 医療事務から看護師。急性期病棟で奮闘中。
- 看護師・中堅看護師の辛さやキャリア、働き方、様々な悩みについて発信
- 夫と二人暮らし
ゆり / アラサー看護師
1.先輩と後輩との関係
1.先輩との関係
後輩と比べて、先輩との人間関係に悩む方は多いのではないでしょうか?
その先輩は、自分が新人の時にプリセプターであった先輩、一つ年が上の先輩、雲の上のような先輩、様々です。
アラサーになってくると、大体の先輩はアラサーかアラフォーのいずれかになってきます。
職場での人間関係、悩むのがそう、距離感です。
ある程度、仕事もできるようになると先輩と仕事以外の話をするような機会も増えます。
休憩時や記録中。帰りが一緒になった時など。
「先輩とどんどん親睦を深めたい!」「もっと仲良くなってプライベートでも関わりたい!」
と思う方もいると思いますが、
ここでは職場のみで、安定した人間関係を築きたいという目的でお話ししていきます。
あくまで職場の先輩として!ね。
さて、様々な先輩がいると思いますが、あなたの身近にこんな先輩いませんか?
- 後輩の愚痴が多い
- 後輩に対して当たりがきつい
- 噂話やおしゃべりが好き
- 仕事を後輩に押し付ける
上記に挙げたのは、実際にいた先輩方です。
その先輩の愚痴を言いたいわけではありませんが、「様々な先輩との関係性を穏やかにするには?」を考えていきましょう。
2.後輩との関係
年数を重ねてくると増えてくるのが後輩の人数。
教えていた後輩がどんどん育っていき、いつまでも何も知らない後輩ではありません。だんだんと立派な頼れるナースになっていきます。
そうすると変わっていくのが後輩との関係。
様々な後輩看護師がいると思いますが、耳にしたことがあるのは、「〇〇(後輩)は気が使えない」「タメ語で話しかけられた」「終わっているのに手伝わないで喋っている」などなど。
また、ある程度仕事ができるようになってきた後輩看護師に注意や指導がしづらいと感じる人もいるそうです。
中堅看護師は板挟み…。
後輩とも上手に付き合っていきたい、そんな関係の作り方を考えていきましょう。
2.先輩と後輩との攻略法
1.先輩の攻略法
先輩との関係であげたように、様々な先輩がいます。
その様々な個性を持つ先輩と、穏やかな関係を保ちながら仕事ができたなら、あなたは人間関係のプロになれるでしょう。
1.後輩の愚痴が多い先輩への攻略方
愚痴が多い先輩、たまにいますよね。
ここで大事なことは、愚痴に安易に参加してはいけません。
愚痴は良いことは生まれませんし、見えないところで人を傷つけます。そして、いつか自分に返ってきます。
決して同調はせずに、「そうなんですね」「大変でしたね」と流すように傾聴して過ごしましょう。
聴くことも辛いようならば、「〇〇さん(患者さん)のところにいく用事があったんでした」と仕事を理由に上手に逃げましょう。
2.後輩に対して当たりが強い先輩への攻略法
後輩に対して口調がきつかったり、理不尽な先輩っていますか?
間に挟まれている中堅看護師は、そういう先輩を見ているのはなんだか気持ちがモヤモヤしますし、雰囲気も悪くなります。
かと言って、ハッキリと「当たりがきついので気をつけた方がいいですよ!」なんて言えませんよね。笑
そんな時は自分の後輩への態度を見せつけましょう。
看護師はチームワークも大事です。先輩の力は大きいかもしれませんが、助け合って一つの組織、病棟が成り立っています。
後輩も大事な戦力の一人。あえて先輩の前で後輩のできていることやすごいところを褒めましょう。
人を変えることは難しいけれど、周りの雰囲気を少しでも変えることは一人のスタッフでもできます。
3.噂話やおしゃべりが好き
人の恋愛事情や愚痴をいろんな人に話したり、仕事中でもお喋りが止まらない先輩、いますか?
「そんなこと誰から聞いたの?」と聞くと、噂話好きの先輩の名前が挙がる。
看護の現場の噂話の広まるスピードは本当に速い!!!!!
「うちの病棟の〇〇さんと〇〇病棟の△△さんが付き合ってる」
「〇〇さんがどんなインシデントをした」
など様々な噂が出現し、話によってはほぼ病じ棟全体が知っているなんてことも。
噂好きな人の噂を止めることは難しいです。
噂話は事実と異なる情報が流れたり、当人を不快にさせたり、信頼関係が崩れることがあります。
プライベートな話や広まってほしくないことは、話す相手を見極めましょう。
先輩から噂話を聴いてしまった場合、話されてしまった人の身になって考えましょう。
「そうなんですね」「ここで止めといたほうが良さそうな話ですね」など先輩のことを責めるセリフは使わず、自分のところで止められるようなセリフを選びましょう。
4.仕事を後輩に押し付ける
実際にこんな先輩がいました。
忙しい訳ではなく、その先輩の経験から優先順位を考えればこなせる業務であったと思うのですが、
後輩に「ルート入れといてもらってもいい?」「この人のバイタル測っといて」など自分の受け持ち患者さんのことを頼む先輩、見たことあります。
中々の猛者ですよね…
後輩からしたら、断り辛いですよね…。
後輩も自分でいっぱいいっぱいの状況であると、加えて先輩の業務をこなすなんて、もう大変です。
そんな状況を相談する先輩がいる場合は、すぐに相談しましょう。
中々言いづらいその状況…。
相談する人がいない場合、まずその先輩に頼まれたら自分が今どれだけ忙しいかをアピールしましょう。
また、病棟の場合はリーダーに、「今〇〇をしなくてはいけないが手がいっぱいで先輩からの依頼ができそうもないので、手が空いている人に助けてもらいたい。」とSOSを出しましょう。
誰かに〇〇先輩に頼まれた仕事があることを知ってもらうことが重要です。
それを知った先輩は自分でやるようになるでしょう。
2.後輩の攻略法
1.タメ語で話しかけてくる
仲が良くなってきた後輩との間に起こることが多いと思います。
基本、仕事上タメ語は相応しくありませんが、同期や仲が良いスタッフとタメ語で話すこともしばしば。
お互いに了承を得ていて、親密な仲ならばタメ語でも良いとと思ってます!
今回は、後輩と仲は良いがタメ語で話すレベルではない。というパターンの攻略法。
タメ語を使われる原因を考えてみましょう。
- 先輩であるあなたが親しみやすいため
- 先輩であるあなたと仲良くなりたいと思っている
- 先輩であるあなたと仲が良いと思っている
後輩からのタメ語に違和感を覚える、不快に感じる人もいるかもしれません。
そんな時はこれらを試してみましょう。
- いつからタメ語で話すようになったか、それとなく聞いてみる
- 後輩に対して敬語で話してみる
- はっきりタメ語はやめてほしいと伝える
タメ語を使われることを気にしない方はそれでも良いと思います!今回は気になっている人に対してのお話でした。
2.ある程度仕事ができるようになった後輩への注意や指導
ある程度仕事ができるようになってきた後輩へ、注意や指導ってしずらくなってきませんか?
年数を重ねた後輩や仲が良い後輩であると尚更、注意や指導のしにくさを感じます。
後輩のプライドややる気を削がないような言葉の選び方に注意が必要です。
- 場所を考えて指導する
- 後輩のプライドを大切に考える
- 仕事であることを念頭に置いて注意や指導する
後輩のプライドや周囲の眼にも気にしつつ、時と場所を選んだ注意や指導が大切です。時には、後輩のメンタルフォローも必要になってくることも。
また、患者さんの命を預かる仕事。私たちは責任感を痛いほどわかっているはずです。仕事であることを念頭において、必要である注意や指導は必ず行いましょう。
結果的にそれが後輩のためにもなってきます。
さいごに
いかがでしたか?
あなたの周りにこんな先輩や後輩はいましたか?
看護の職場はどちらかというと閉鎖的であり、人間関係に悩む人が多く、それが退職理由にも大きく関わっています。
今、辛い方。中々周りの人を変えるのは難しいです。
そんな人は、職場を変えるという手段もあります。
しかし、人と関わる仕事をしている以上、人間関係の悩みは永遠のテーマかもしれません。
どこへ行っても、「この人とは合わないな」という人がいます。
2023年の日本の人口は、1億2330万人というたくさんの人がいる中、
苦手な人がいない職場にたどり着いた方はラッキーです。
ぜひ悩んでいる方は、攻略法を試してみてくださいね♪
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